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哀しきサラリーマン、逆境に活路を追い求めて

長年転勤が叶わず、自分を最も活かせる仕事になかなかたどりつけないでいる方はいらっしゃいませんか。今の職場でくすぶりつつも、近い将来自分が飛躍できる時をじっと待ち続けている方とそのつらい気持ち、熱い思いを一緒に分かち合いたいと思います。

頂上と裾野

かつて山本直純という作曲家であり指揮者がいた。年配の方なら「オーケストラがやってきた」という番組名を出すだけで、あの口ひげをはやし黒ぶちの眼鏡をかけて勇ましくタクトを振っていた姿を思い出されることだろう。公開収録の会場での彼の音楽についての話はたいへんわかりやすく、その説明には定評があった。この番組を通して彼は音楽の普及に努めていた。彼が人一倍、音楽の普及にこだわったある逸話がある。かつて30年近くボストン交響楽団で音楽監督を務め、現在はウイーン国立歌劇場の音楽監督を務める小澤征爾が自ら語った。小澤はかつて山本から指揮を教わっていたが、当時山本から「自分は音楽の底辺を広げる。お前は世界を目指せ。」と言われたそうである。山本が小澤の優れた才能を見抜き彼に頂上を目指すことを勧めるとともに、自らは音楽をこよなく愛する者として、より多くの人に音楽に興味を持ってもらいその裾野を広げたいとの考えがあった。小生がこの先、管理職として頂上を目指すか、あるいは山本のように現役として英語教育の裾野を広げるか。教頭昇任のチャンスを逃した今、改めて定年まで現役にこだわりたいという気持ちに傾きつつある。
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男の美学2

定年退職してから第二の人生ということで再就職する人がいるが、ここでも「男の美学」について考えるべきことがある。この場合、どれだけの期待を持って再就職を希望するのだろうか。もしも定年後の「毎日が日曜日」の生活を嫌い、多少の小遣い稼ぎという程度であれば美学とは無縁である。高校の校長を最後に定年退職し、その経歴を学生の獲得に活かしてほしいと外部から理事長や大学教授のポストをあてがわれた「天下り」の連中も然りだ。定年まで勤め上げたことには男の美学がある。しかし、その後このようなかたちで再就職することには男の美学などみじんも感じられない。定年退職というのはひとまずは「男としてのゴール」である。このゴールを切ったあと、さらに再スタートを切ってもそこには過去の栄光は全くなく、はた目から見ると虚しさすら感じる。ただ、定年を迎えても自ら起業したりして「男の荒波」に戻る人は別である。そこには計り知れない未知なる世界が待ち受けているので、苦労もまた現役の時ほどあろう。ここで最も「男の美学」を感じるのは定年前に「依願退職」し、そのあと起業や転職をして「男の荒波」に再び乗り出す人。そこには「人生のゴール」(60歳定年)を切る前の究極の欲望と覚悟があり、荒波に乗り出す勇ましさが沸々と感じられる。実はこの私も、この「男の美学」を追い求めている一人である。今年53歳。3年後の依願退職を目指してすでに船出の準備を始めた。

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男の美学1

定年退職後の「男の美学」とは何だろうか。高校で進路指導室に籍を置いていると、この時期大学や専門学校から来年度の募集で担当者が多数来校する。その時たまに元校長という人が来て、知っていても知らん顔をしていると、自らそれを明かして帰りがけに校長室へ挨拶に立ち寄ろうとする。私が最も嫌いな光景である。県立高校の校長というと当地では県庁の課長級にあたり、定期人事異動を詳報する地元の新聞には顔写真入りで紹介される。そうした校長連中もやがて定年を迎えるが、教育界から身を引いたあとの身の振り方に「男としての美学」が全く感じられない。今度は立場を変えて校長在任中生徒を送り出したところへ籍を置き、逆に自分がもといた教育現場に「元校長」として上がり込み現場の校長に圧力をかける。こうしたことは校長まで登り詰め、亡くなると国から叙勲までされる人の第二の人生の送り方だろうか。同じ教育界に残るなら、高校生に勉強を教えたり人生の大先輩として悩みごとの相談にあたるなど、もう少し奉仕の精神を持てないものだろうか。自分の町内会の役員もいいではないか。あるいは地元でボランティアをしたり、望むなら海外でボランティアを行う国際協力機構(JICA)の海外シニアボランティアという制度もある。どうしても収入を得たいということなら、現職の頃思い描いた定年後の夢を実現すべく、一念発起して起業するかしてそれまでとは違う畑で頑張ることで、定年後の過ごし方について共感を呼ぶ人生を期待したい。とにかく、定年後「天下り」のような生活を自ら選択して古巣に顔を出すといった見っともない身の振り方だけは御遠慮願いたい。

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