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哀しきサラリーマン、逆境に活路を追い求めて

長年転勤が叶わず、自分を最も活かせる仕事になかなかたどりつけないでいる方はいらっしゃいませんか。今の職場でくすぶりつつも、近い将来自分が飛躍できる時をじっと待ち続けている方とそのつらい気持ち、熱い思いを一緒に分かち合いたいと思います。

転職への足がかり2

靴下で一日中

寺院のような"習慣"

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  タイの教育制度は日本と同じ6・3・3制をとっているが、義務教育期間がそれまでの小学校6年間から、中学3年までの9年間に延長されたのは、1999年のことである。生徒の朝の登校は早い。バンコクとは30kmしか離れていないため、彼らの親の多くがバンコクへ通勤している。朝の交通渋滞を避けようと、朝は早起きして家族一緒に朝食をとり、車で出勤する際に子供を学校に降ろして職場に向かう。そのため早い子供では、朝6時前にはもう来ている子もいる。
 朝8時20分、全校朝会が終わり、生徒たちが次々と退場していく。年中暑くて雪の心配のないこの国では、各学校の生徒の在籍数が多いこともあって、朝会はたいてい外で行われる。子供たちは校舎の中に入る時に外靴を脱ぐが、日本の学校のように内履きというものがなく、校舎内でトイレ以外は一日中靴下のままで過ごす。そのため、子供たちの靴下は放課後ともなると、だいぶ汚れが目立ってくる。聞くところによると、公立の学校でも建物の中はこのように靴下だけのところが多いそうである。タイの寺院を訪れるとわかるが、入り口で靴を脱ぎ靴下のまま中に入る。仏教国タイでは学校もこれに似たところがあるようだ。
 さて、外に再び目をやると、小学6年生以上の生徒が残されて、何やら説教のようなことをされていた。後で校長にそのことを尋ねると、ドラッグの危険性について外部から講師を呼んで話をしてもらったとのことであった。タイ国内では麻薬の売買が日常的に行われていて、そのような行為がこの学校の近くでも目撃されているそうである。生徒の一部にも影響が出ていて、タイ政府は青少年への深刻な影響を憂慮して、クラスの生徒などが関わっている場合、事前に登録してあるIDを他の生徒が言うだけで、そのことを誰にも気づかれずに警察に通報できるシステムを導入している。

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転職への足がかり1

今日からは再び、自分の将来のことについての話である。定年まで8年を切った。私は目下、将来起業することを想定して今年から3年間を「転職準備期間」として、自分が考える転職についてその可能性を探るために幅広く検討を行っている。その具体像についてはいずれお話しするとして、これから5回にわたって転職を思い立つきっかけとなったあるできごとについて紹介する。それは今から9年前にさかのぼる。

偶然の出会い

日本とどこか似た光景

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 タイの朝は早い。まだ暗い午前5時には、もうすでに住み込みの用務員の人たちの姿があった。ここは首都バンコクに隣接するサムットプラカン県にある私立のスィーウィタヤパクナム学校。全校生徒は、幼稚園から中学校まで合わせて1,700人。タイではこれでも中くらいの規模で、大きな学校になると生徒数3,700人、教員が200人というところもある。
 この学校との出会いは9年前、偶然見つけた同校のホームページから始まる。その中に「タイの学校の一日」というページがあり、生徒の学校生活のようすを豊富な写真と詳しい説明で紹介していた。「朝、校門のところに立っている先生に対して、生徒は手を合わせて礼をします。」「毎朝全校朝会が行われ、国旗を掲揚し国歌を斉唱します。」「放課後、生徒は自分の教室を掃除します。」日本の学校とどこか似たような光景に、いつしか私は実際にこの目で生徒を見て、できることなら短期間滞在してじかに彼らと触れ合うために何かを教えてみたいと思うようになった。そして翌年の6月に思い切って校長宛に、短期間滞在して英語か日本語を教えることで教育実習したい旨のメールを送ったところ、すぐに返事が届き、生徒たちが日本語を学びたがっているので、是非とも教えてほしいとのことであった。こうしてこの学校との出会いが始まり、その年初めて学校を訪れて日本語を教えてきたのに続き、翌年も8月に休暇を取って再び訪問し、日本語とともに今度は英語も教えてきた。
 タイに到着した翌朝、早速全校朝会で生徒に紹介され、タイ語であいさつをした。 
「ジャムポムダイマイ?」(私のこと覚えてますか?) 
「ジャムダイ!」(覚えてまーす!) 
元気な声があの素敵なほほ笑みとともに、あちこちから返ってきた。朝会のあと廊下ですれ違うと、何人もの生徒が気軽に声をかけてきた。1年ぶりにこの学校に「帰ってきたんだな」という気持ちになった。


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